駐禁.com(ブログ)
民間委託となった、「駐車禁止取締り」にまつわる情報を掲載していきます。HP「駐禁.com」提供
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引っ越し、運送、覆面? (駐禁対応事情)
 たった1週間で1年分・・・
 『駐車違反取り締まりの民間委託制度が始まった1日からの1週間で、東京都内の警察署が交付した駐車許可証が約300件に上り、昨年1年間の208件を既に大きく上回っていることが21日、警視庁駐車対策課の調査で分かった』とか(http://www.tokyo-np.co.jp/ 06/21)。
 この、駐車許可証とは、『東京都道路交通規則に基づき、引っ越しトラックや冠婚葬祭用の車など禁止区間に駐車しなければならない特別な事情があると認められた車両に、期間や場所の限定付きで交付される』もの(同上)。
 申請にあたっては、とくに厳しい審査などはなく、引っ越しをすることを証明する書類などがあれば、ほぼ認められるとか。
 ただ、これまでは・・・
 手続きが面倒なのか、引っ越し業者などは、必要性は感じていても、なかなか申請しなかったようで。
 この問題については、違法駐車を民間委託する「駐車監視員」制度導入を検討した、04年の内閣委員会でもとりあげられました。
 『三万社ぐらい引っ越し事業者があるわけですね。恐らく、その事業者が一台しかトラック持っていないなんてことあり得ないし、例えば引っ越しでも、普通は一日一台ではなくて、一回ではなくて、一日二回転ぐらいするケースが多いですね。
 常識的に考えたら、多くの場合は、引っ越し業者なんというのは、個別に私が聞き取りをした限りで言うと、そんなの、申し訳ないけれども、警察署に行って、許可を一々警察署に行って取るなんということは、非常に、どちらかというとレアケースだというふうに聞いています』(松井孝治参議院議員/民主党)
 この質問に対する政府側の答弁はつぎの通り。
 『引っ越しの関係でございますけれども、これは荷物の、今私どもがこの放置違反金で問題にしていますのは放置駐車、すなわち運転者がいない場合ですね。したがいまして、荷物の搬入、引っ越しなど、運転者が近くにいる場合、こういった場合は放置違反金の対象じゃございません』(人見交通局長)
 (http://kokkai.ndl.go.jp/ 04/04/08)
 この答弁からすると、コンビニなどに荷物を運ぶトラックも、違法駐車取り締まりの対象外のような気もしますが・・・
 実際には、そんなことはないわけで。
 松井孝治参議院議員も、そこのところをつっこんで聞いています。
 『近くにいるといっても、例えばビル、都心なんかはそうですけれども、ビルに、ドライバー一人で、今合理化されていますから、ドライバー一人で荷物を運んで、伝票を切ってという、注文取ってということをやるんですよ。ビルの中に入っているときに、じゃハザードランプをつけていたら近くにいるということになるのかと。そうならないわけですよね』
 現実に、コンビニでは・・・
 『最大手のセブン-イレブン・ジャパンは全国約1万1000店のうち1700店に駐車場が無い。対策は(1)駐車場確保(2)店員が荷物を取りに行く(3)乗務員2人化-の3つ。店の事情に合わせて対応する』と、運送中だからといって、違法駐車取り締まりの例外とみなされることは、まったく期待していません(http://www.kyodo.co.jp/)。
 もちろん「駐車監視員」の方にも、「駐車許可証が掲示してあるか確認するように」との指示は出されていますが。
 「業務中のトラックは取り締まりの対象外とするように」とは、いわれていません。
 したがって、コンビニ側がこういった対応をするのは当然なのですが。
 それにしても。
 前もって日程がわかっている引っ越し業者は、駐車許可証を申請するだろうし。
 毎日配送しなければいけないコンビニは、さまざまな対応策を実行するのでしょうけど・・・
 容疑者が潜んでいるマンションの前で、張り込まなきゃならない覆面パトカーは。
 いちいち車を出て、「駐車監視員」に事情を説明するわけにもいかず・・・
 さぞかし仕事がしづらいでしょうね・・・
 
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