駐禁.com(ブログ)
民間委託となった、「駐車禁止取締り」にまつわる情報を掲載していきます。HP「駐禁.com」提供
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駐禁取り締まり強化1年の成果番外(「駐車監視員」制度の落とし穴7)
 駐車監視員は、”セールスマン”ではない、はず・・・
 北海道では約6億5,000万円、栃木でも5,000万円以上、さらに、宮城県では。
 『放置違反金は県の収入となる。(宮城)県は本年度当初予算で、放置違反金の歳入を約1億7,300万円と見込んだ。業者への委託料は総額約5,000万円で、委託料を差し引いても1億円以上が県の収入となる計算だ』(http://jyoho.kahoku.co.jp/ 06/20)と、すでに、制度開始前から、放置違反金を”財源”のひとつとして予算に組み込んでいたとか。
 考えてみれば、「駐車監視員」に違法駐車確認業務を委託するお金は、税金から出されるので、考えもなしに人数を決めるのではなく、予算組みが必要なのは当然です。
 でも・・・
 はじめから、黒字を見込んでいるというのは、なんとなく、違和感を感じます。
 06年4月、まだ、「駐車監視員」制度が施行されるまえ、当サイトでは「駐車監視員」を、”NHKの集金員”にたとえたことがありますが、ほんとうに「駐車監視員」は”放置違反金集金員”であっていいのでしょうか。
 ”迷惑駐車”ともいわれ、渋滞や事故の原因となる、違法駐車。
 警察では手が回らない”迷惑行為”を、社会正義のため、注意してまわる・・・
 その成果として、事故も減り、ついでに、車上荒らしまで減ったというオマケまでついてきた・・・
 これだけなら、「すごいぞ、駐車監視員。よくやった。また頼むぞ」と、「駐車監視員」制度の今後に、ますます期待するのですが、じつは・・・
 かれらに業務を委託した地方自治体は、苦しい財政を助ける”財源”のひとつとして、放置違反金を持ってくることを期待していた・・・
 となると、理屈ではわかっていても・・・
 違法駐車が激減し、「駐車監視員」の委託料すら払えない”赤字”となることが望ましい状態と、単純に思っているわたしなど、”微妙”な感じがします。
 歩合制ではないとはいえ、目にみえないノルマに追われ、”事務的”に確認作業に追われる「駐車監視員」・・・
 「駐車監視員」制度の本質が、”社会正義”ではなく”資本主義”にあるなら、この先、歳入のわりに、それほど高くない給料であることから・・・
 社会貢献のため、「駐車監視員」の資格をとって職についた、”高い志”を持った「駐車監視員」ほど、現場を離れていくのではないでしょうか。
 そして残るのは、セールスマンのように数字をこなし、抗議するドライバーには、事務的に「公務執行妨害になります」と通告する者ばかり・・・
 06年度、実施されたアンケートでは、「駐車監視員」制度を高く評価する声が多くありました。
 制度の趣旨とは離れるので、実現がむずかしいのはわかりますが、できるなら・・・
 地域に密着した活動を増やすなどして、せっかく築いた「駐車監視員」の評判が、悪評に変わらないことを、強く望みます・・・(1にもどる

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