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難問続出、高速道路経営 (ETC普及の前にすべきこと)
 便利さの裏の”過酷”・・・
 10月21日、内閣府が発表した、道路に関する世論調査では『高速道路の料金は高く、引き下げが必要と考えている人が、51.8%に上ることが明らかになった』(http://www.mainichi-msn.co.jp/ 10/22)とか。
 もっとも、『01年に導入したETC(自動料金収受システム)の割引制度については、70.8%が制度を知りながらも、割引制度の利用経験があるのは22.3%にとどまった』(同上)といいますから、計算上・・・
 ”ETCを利用すれば、高速料金が安くなる”とわかっていながら使っていない、残り48.5%の人がETCを使いはじめたら、高速道路の料金にたいする不満は、すこしは減るはず。
 そこで、『担当する国土交通省道路局は「利用経験者が少ないのは、ETC装着車の普及率の問題もある。今後もPRを続け、利用促進を図りたい」と話している』(同上)とのことですが、じつはドライバーの中には・・・
 「高速料金なんて、びた一文、払いたくない!」というカゲキな考えの人も、少なくないのが実情なんです。
 たとえば、10月12日、静岡県警高速隊は・・・
 『「燃料が高騰し、利益を上げるには料金所を突破するしかない」と、従業員を乗せて高速道路のETCレーンを突破してみせ、従業員に突破を教唆したとして』『道路整備特別措置法違反と同法違反教唆の疑いで、運送会社社長らを逮捕した』(http://www.sankei.co.jp/ 10/12)。
 ちなみに36歳のこの社長、『「有料道路を使えば、通行料金は給料からさっ引く」』(同上)と社員に宣言しており、『高速隊は、同社が7月ごろから同様の手口で10回以上、会社ぐるみで不正通行を繰り返していたとみて調べている』(http://www.asahi.com/ 10/12)とのこと。
 自ら体をはって見本をしめすあたり、”男らしい”といえば”男らしい”のですが・・・ 
 ひとことでいえば、ハタ迷惑なお方です。
 しかし、この特攻精神の塊のような社長が特別な存在かというと、じつはそうでもなく、『国土交通省によると、(高速道路料金所の強行突破は)2001年度に約27万件だったのが02年度36万件、03年度45万件、04年度66万件、昨年(05年)度は93万件(いずれも一般、ETCレーンの合計)と年度ごとに増加している』(http://www.tokyo-np.co.jp/ 10/06)とか。
 そこで、05年に道路整備特別措置法を改正し、不正に高速道路を通行したドライバーに30万円以下の罰金を科すようにしたり、車のナンバーを撮影するカメラを料金所に設置するなど、高速会社各社も対策を進めていますが・・・
 今のところ、違法駐車取り締まり強化のような劇的な効果は、見られません。
 そして、ETCをめぐっては、さらに頭のいたいことに・・・
 『2001年のETC導入後、同様の(ETCレーンを横切る料金収受員が車にはねられる)死傷事故は27件発生し、5人が死亡している』(http://www.yomiuri.co.jp/ 10/19)いるのです。
 『昨年(05年)9月22日未明、初台料金所(渋谷区)で起きた事故は、ETCのトラブル対応のため、ETC車と一般車が両方とも通過できる混在レーンのブースで業務中だった収受員の上井章さん(当時63歳)が、混在レーンを横切ろうとして、時速50キロで突入してきたトラックにはねられた。同料金所では、ETCカードの装着不備などのトラブル対応のため、収受員はレーンを1日に数十回も横断しなければならない状態だったが、ブース間を地下や屋上でつなぐ安全通路はなく、トラブル時にレーンを通行止めにもしていなかった』(同上)。
 ちなみに、この初台料金所の事件では、収受業務を請け負っていた会社と旧公団幹部ら6人が労働安全衛生法違反容疑で東京地検に書類送検されていますが、あっけにとられるのは、事件発生後の、各方面の対応。
 厚生労働省が05年12月、『高速道路各社に、安全通路を整備するか遠隔操作で車の進入を遮断する設備を設けるなど、具体的措置を早急に求める異例の行政指導を行い、国土交通省にもこうした措置を各社へ促すよう求めた』(http://www.yomiuri.co.jp/ 10/19)にもかかわらず、わずかに首都高速が『約100億円を費やし、3年以内に全167料金所で安全対策を講じる方針』(同上)を打ち出したのみで、『他の高速会社は、「133料金所すべてを改良するのは、すべて作り直すのと同じ。資金問題もあり、いつまでに完了するかは確約できない」(阪神高速)などと消極的。
 ETC普及を推し進めてきた国交省も「民営化で料金所施設は各社の資産になった。努力は促すが、国による財政的措置は無理」(道路局)とそっけない』(同上)とか。
 いうまでもなく、ETCのもっとも便利な点は、料金所を停まらずに通過できること。
 そして、高速道路で、しかも料金所の間を人が歩くなどということは、ほとんどのドライバーは想定していません。
 むしろETC料金所付近では、極端にスピードを落とすと、後続車に追突されるおそれもあり・・・
 どの車も、いっこくも早くゲートを通過しようと、バーめがけて走りこんでくるのが現状です。
 そのうえ、06年11月には・・・
 バイクにもETCが導入されるとか。
 万一、バイクが料金所職員と接触した場合、車とちがって、ライダーのほうまで犠牲となる可能性があります。
 民営化され、収益をあげなければいけないのはわかりますが・・・
 安全対策をおこたると、あとで高い代償を払わなければならないことを、忘れてはならないと思います・・・

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