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違法駐車より罰則が重いのに・・・(飲酒運転事情) 09/24
 飲酒運転する者は人にあらず?・・・
 8月25日に福岡市で発生した、一家5人が乗ったRV車が飲酒運転の乗用車に追突され、海に転落、幼児3人が死亡した事件。
 沈みかけた車中から、必死の思いで両親が子どもらを連れだしたのに、すでに3人とも亡くなっていた悲惨な事件は・・・
 追突した車の運転手が「ナンパ目的」で飲酒運転していたことや、友人に身代わりを頼んだり、大量の水を飲んで飲酒を偽装しようとしたことなど・・・
 「被害者をほったらかして、なにやってんだ」という事実ばかり明るみに出るにつれ、世間の同情と容疑者にたいする怒りをかきたてました。
 そしてついに、9月14日・・・
 福岡県警東署は、追突した運転手の容疑を業務上過失致死傷などから、危険運転致死傷罪と道路交通法違反(ひき逃げ)に切り替えて、福岡地検に書類送検、『逮捕時の罪では最高刑が懲役7年6月だったが、同地検は16日、危険運転致死傷罪と道路交通法違反(ひき逃げ)で起訴する方針で、最高刑は懲役25年になる』(http://www.yomiuri.co.jp/ 09/14)とか。
 しでかした罪からすれば、これくらいの罰は当然といえますが・・・
 全国的に注目を浴びたこの事件以降、一気に、「飲酒運転」に関する報道がマスコミに流れるようになりました。
 ただ、これまでの報道とニュアンスがちがってきてるのは・・・
 飲酒運転した運転手だけでなく、それを許した周りの人間に関する報道も増えてきたこと。


 ・9月14日、愛知県中川署は、名古屋市の飲食店店長を『従業員が乗用車で帰宅することを知りながら飲酒させたとして、道交法違反(酒気帯び運転ほう助)の疑いで』(http://www.zakzak.co.jp/09/15)逮捕。
 ・9月14日、愛知県警愛知署は、西尾市の自営業の男を『酒気帯び運転で摘発された直後、酒を飲んでいる同乗の女性に車を運転させたとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の教唆の現行犯で』(同上)逮捕。
 ・9月13日までに、警察庁の調査で、『客が車を運転することを知りながら飲食店で酒を出したり、酒を飲んだ知人をそそのかして運転させたりして、飲酒運転のほう助や教唆容疑で摘発されたケースが、昨年までの4年間に全国で781件に上ることが』(http://www.tokyo-np.co.jp/ 09/15)判明。
 ・9月15日までに、警察庁は、『運転手にアルコールを提供した人にも罰則を科す規定を道路交通法に新設する方針を固めた』(http://www.yomiuri.co.jp/)。『同庁では、飲酒運転に甘い現状を変えるため、運転者だけでなく、周囲にも厳しく責任を問う姿勢を打ち出す』(同上)。


 極めつけが、福岡の事件をきっかけに設けられた、全国「飲酒運転取り締まり強化週間」(06年9月12日~18日)。
 6月の違法駐車取り締まり強化のときのような劇的な効果が、あるんじゃないかと思いましたが・・・
 9月19日、警察庁が発表したところによれば、期間中、『酒酔い・酒気帯び運転の疑いで27人が逮捕されるなど、延べ1126人が摘発された。また、飲酒検知を拒否した道交法違反容疑で3人が逮捕された』(http://www.asahi.com/ 09/19)と、これだけ「飲酒運転」の報道されていたわりには、意外と逮捕者が多かったような気が。
 みなさん、素面での違法駐車はやめられても、飲んでしまうとどうでもよくなるんでしょうか・・・
 ついには、やめられないとまらない飲酒運転防止に、『日産自動車やトヨタ自動車など自動車メーカーが、飲酒運転を防止する装置を搭載した四輪車の開発を相次いで検討し始めた』(http://www.mainichi-msn.co.jp/)という報道まで。
 『日産は、飲酒をした人が運転席に乗り込んだ場合、呼気から一定量のアルコールが検知されると、エンジンがかからなくなるような装置の開発を検討している』(同上)といいますが、同乗者がしこたま飲んでたらどうなるんでしょうか・・・

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